みなさま、こんにちは!ことねオーボエ教室の高崎です。

オーボエをやっているといろんな用語が出てきますよね。特にリードを作り始めると少しずつ覚えていけると思うのですが、今日はそんな”オーボエ用語”を一挙ご紹介したいと思います!知らない単語を耳にしても、この記事を見れば大丈夫です!

リード(ダブルリード)

まずはリードです。これはみなさんご存知ですよね。オーボエの吹き口であり、これがないと楽器を演奏することが出来ません。オーボエの場合はダブルリードといい、2枚合わさったもので出来ています。クラリネットやサックスもリードを使用しますが、それらはシングルリードといい1枚のリードです。

上管・下管・ベル

これはオーボエを分解した時の呼び方です。ほとんどのオーボエが3分割され、ケースにしまえるようになっています。上から上管、真ん中が下管、音が出るところがベルです。

サムレスト

楽器の裏側にある、右手親指をかける部分のことサムレストと言います。

キー

管体についている指で押さえる銀色(金色など他の色のものもあります!)のところのことです。

チューブ

リードのコルクの部分のことです。リードはチューブにケーンと呼ばれる木材を糸で固定して削ることで音が鳴ります。

ワイヤー・針金

リード作成に使用します。また調整にも使うので、リードを自作しない方でも持っておくと便利かも?!

プラーク

リードを削るときにリードの隙間に差し込んで下敷きの役割をする薄い板のことです。よく失くしてしまいます(笑)

ボーカル

ボーカルはオーボエにはなく、イングリッシュ・ホルンやオーボエ・ダモーレについている、リードと楽器を繋ぐ管のことです。オーボエではこれがおよそチューブに当たります。

ガウジング

リードのケーンの厚さを薄くすることを言います。機械を使って奏者がそれぞれ自分の好みに薄くしていくのですが、この機械をガウジング・マシンと言います。

シェイピング

ケーンを型に当てて型取りすることを言います。ガウジング・マシンと同じように、これも機械を使うのですが、こちらもそのままシェイピング・マシンと言います。

リードが重い・軽い

リードの吹きやすさを表現する際に、リードが”重い””軽い”という表現をします。この感じ方は人それぞれではありますが、抵抗感が強く、息が入りにくいリードを”重い”、音が明るく楽に演奏できるリードを”軽い”と表現することが多いです。

オーボエ用語、まだまだあります

たくさんご紹介しましたが、まだまだ出てきそうですね(笑)思いついたらどんどん加筆していきたいと思います。

特にリードを中心に考えるともっと専門用語が出てきますので、後日リード編でも記事を作成したいと思います。

ぜひ、これらの用語をマスターして(というほどでもありませんが)、充実したオーボエ・ライフにしていきましょう!

ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀