皆さま、こんにちは!ことねオーボエ教室関西の高崎です。

練習をしても指が回らない!何度も間違える!ということはありませんか?できるまで練習すればいい!と言われることもありますし、それはごもっともなことなのですが、やはりできることなら少ない時間でできるようになりたいものです。

では、そのためにはどのようなことに注目して練習するのが良いのでしょうか。

考えながら練習する

先ほども書いた通り、できるまで繰り返し練習することも間違ってはいません。「急がば回れ」と言われる通り、横着して早くできるようになんとかできないかと考えるよりも、とにかく練習をする、というのは遠くて近い方法かもしれませんね。

ですが、繰り返し練習するにしても注意したいのは、機械的にさらうのではなく考えながら練習をする、ということです。何を考えるかというと、ズバリ”原因”です。間違えてしまう原因は何なのか、うまくいかない原因はどの指にあるのか、など原因を考えながらさらってみましょう。

脱力を意識する

そもそも指に力が入っていては、指を早く動かすことができません。間違えずに吹こうと意識をし過ぎるあまり、指や手に力が入ってしまい、かえって指が動かない状態に陥ってしまいます。まずは指が脱力できており、自由に動かせる状態か確認しましょう。キーを押さえている時に力がグッと入っていると、キーにも悪影響で、調整が狂いやすくなります。

キーから離れない

指は押さえている時ももちろん大事ですが、キーを押さえていない時にも着目しましょう。指を離した時にキーから遠く離れてしまっては、よくありません。それは力が入ってしまっている証拠です。キーを押さえていない指は、できるだけキーから離れないように意識してみてください。

普段のスケール・アルペジオ練習が大事

やはり普段から早く指を動かすことに慣れておくことが大切です。そのためにスケール・アルペジオはとても大事なメソッドなんですね。遅いテンポから早いテンポまで、様々な練習方法を取り入れてみましょう。曲だけ早く吹こうと思っても、いきなり吹けるわけではありません!

時間を有効活用しましょう

じっくり時間をかけて繰り返し練習をするのもひとつ。しかし練習しないといけない曲が多かったり、お仕事があったり、なかなか練習時間を十分に取れないものです。

ぜひ、少ない時間で効率良く吹けるようになるために、考えながら練習を進めていきましょう!