梅雨の季節

みなさま、こんにちは!

ついに今年も梅雨の時期がやってきましたね。私は湿度にあまり敏感ではないので、湿度が高いから/低いからどう影響するのかわからないのですが、とにかく楽器がベタベタになるのが気になりますね。あと、いきなり湿度が高いところに出ると、メガネが曇ってしまうことが億劫ではあります(笑)

緊急事態宣言が延長か?!という状況で、しかも連日の雨…これはやはり室内でもできる趣味を開拓する絶好の機会なのではないでしょうか?

すでにオーボエをされている方は、リードの自作にチャレンジしてみるのもアリ、エチュードにじっくり取り組んでみるのもアリ、オーボエを始めようか悩んでいる方は無料レンタル楽器を利用してこの機会にオーボエを始めてみるのもアリ…

はたまた、違う楽器や違う趣味を見つけるのも良いですよね!外食や外出が厳しい世の中、ぜひプラスに動けるようにしたいものです。

管楽器と水の関係

さて、梅雨というテーマで話し始めましたが、管楽器と水というのはとても深い関係があります。リードは吹く前に水に浸けて湿らせますし、吹き終わった後の管体は、内側の水分を取り除かないといけません。演奏中には結露が起こり、トーンホールから水が噴き出てきたりすることもありますよね。

管楽器と水は切り離せない関係なのです。すなわちスムーズに演奏をするためには水分とうまく付き合っていく必要があるということです。

オーボエの場合、演奏前にはリードを水に浸けますが、長い時間浸けすぎては逆効果になってしまいます。一度どのくらい浸けるのが良いのか調べてみましょう。人によって時間は異なると思います。ちなみに私はリードを水に浸けたまま放置することはありません。ちょっと浸けたら水から出しておいておきます。

トーンホールに水が溜まった時、あなたはどうしますか?トーンホールに向かって「ふっ」と息を吹きかけて水分を飛ばす方もいるかと思います(最近はコロナの飛沫防止でこれもやりにくいですよね)。「ふっ」と外側から息を吹きかけても飛ばせるのは外に出ている水分だけです。根本的に解消されるわけではありません。演奏中など楽器を分解する時間がない場合には有効ですが、できれば楽器を分解し、水が溜まったトーンホール以外を閉じた状態で、中に強く息を通し根本的に水分を取り除きましょう。それからスワブを通せばバッチリです。

などなど、管楽器にとって水は味方でもあり時には天敵にもなりうる存在なのです。うまく付き合っていけるようにしていきたいものですね!