みなさま、こんにちは!

今週からガクッと気温が下がり、慌ててジャケットを引っ張り出してきました。朝晩はかなり冷えますが、日中陽が出ていると結構暖かい時も多く、調節できるカーディガンやジャケットなどが必須アイテムになりました。

さて、気温が急に下がって影響があるのは、服装だけではありません。楽器にも影響があります!

季節の変わり目に楽器調整を

先日、楽器屋さんの方から「楽器の調整は年に4回、季節の変わり目が良い」というお話を伺いました。

やはり季節の変わり目では楽器の調整が狂いやすく、演奏にも支障が出てしまうので、ぜひ機会を見て楽器を調整に出してみてくださいね。

オーボエはどうしても調整が狂いやすい楽器です。なんだか調子悪いな…と思ったら楽器のせいだった、なんてことはしょっちゅう…(「しょっちゅう」は漢字で書くとするならば「初中」と書くらしいです)。

そうならないためにも定期的な楽器の調整はとても大事です。年に4回、季節が移り変わったら、と覚えておいてくださいね。

ジョイントコルクにも注意

気温や湿度で変化があるのはジョイントコルクもなんですが、一般的には夏に膨張し、冬に収縮すると言われています。

膨張するとジョイント部分がキツくなり、収縮すると楽にはまりますが抜けやすくなるとも言えます。

キツくなると楽器の組み立て・分解が難しくなり(特に分解)、キーに負担をかけてしまうこともあります。もし組み立てる時にキツいなと感じたら、コルクグリスを塗ることをお勧めします。

逆に緩くなるとジョイント部分が知らぬ間にずれて、キーの連絡がうまくいかなくなっている場合があります。また、スワブを通す時にスワブを引っ張りすぎると上管が抜けてしまうことも…

ジョイントコルクの調整も楽器屋さんでしてもらえますので、気になっている方はぜひご相談してみてくださいね。

身体も楽器も調子を崩さないように…

急激な気温低下で体調を崩される方もいるかもしれません。ぜひお気をつけください。楽器も風邪をひかないように(?)、楽器の病院(=楽器屋さん)で定期的な診察をしてもらってくださいね。

それでは、また次回お楽しみにお待ちください!