みなさま、こんにちは!

ついに2012年も最後の月、12月になってしまいましたね。と言っている間に、もうすでに半分が過ぎていますが…

日本の音楽界では、「年末といえば第九」と言われるように、年末にはベートーヴェン作曲の交響曲第9番がよく演奏されるようになります。

その理由は諸説あるようですが、第九の演奏会のチラシを見ると「ああ、年の終わりが近づいているんだなあ」と感じる私は生粋の日本人のようです(笑)海外では、日本ほど第九が演奏されることはないようですね。

第九にもコロナの影響が

ベートーヴェンの交響曲第9番は、「合唱付き」という副題がつけられているように、第4楽章で合唱が登場します。

コロナウイルスの蔓延により、合奏や合唱などはとても難しいものになってしまいました。

合唱は特に、管楽器に比べても飛沫が懸念され、どうしても演奏会開催のハードルが高くなってしまっている印象です。

それゆえに、第九の演奏会の数もコロナ以前に比べてかなり減ってしまったのではないでしょうか。

マスクを付けて歌うことはとても苦しいので、それぞれの合唱団が工夫を凝らし、飛沫の心配がなく、かつ歌いやすいようなマスクを付けていることが多いですね。それでも何も付けずに歌うよりは、はるかに大変だと思います。

早く日常に戻れるように

演奏会の客席数が緩和され、音楽家にとっても日常が戻りつつありますが、まだまだ本来の”日常”からは程遠い…と思います。

致し方ない、とも思えますが、早く気にせず大勢で第九を熱唱できる日が来てほしいものですね。

Alle Menschen werden Brüder!