みなさま、こんにちは!

2022年になって、もう半月が経ってしまいました…本当にあっという間ですね。

年が明けてからさらに寒さが厳しくなってきましたね。

ぜひみなさまどうぞ温かくしてお過ごしください。

楽器が割れてしまいました

そんななか、私の楽器が割れてしまいました…

冬はどうしても割れやすいので、より注意していたつもりなのですが…割れてしまったものは仕方ない…

特に上管のトリルキーや、第3オクターブのトーンホールの辺りは割れやすく、こまめにチェックしてみてください。

見にくいので割れも見つけにくく、調整に出してみたら実は割れていた…ということもありました。

割れても焦らない

割れの具合にもよりますが、管体が割れたからといって、その楽器が使えなくなるわけではありません。

表面だけが割れている場合は、そのまま吹くこともできます(もちろんあまりおすすめできませんが…割れが広がらないように注意してください!)。

割れを発見したら、できるだけ早めに修理してくださいね、

割れ具合がひどく、管体の内側まで到達してしまっている場合は、空気が漏れてしまいますので、音が出ません。一刻も早く修理へ!

割れをできるだけ防ぐ

修理ができる、といってももちろん割れないに越したことはありません。

管体が割れるのは、管体の内側が膨張するために起こりますので、できるだけ管体の内側と外側が違う温度にならないように気をつけることが大事です。

息を入れる以上、内側の方が温かくなるので、吹く前には外側をしっかりと温める必要があります。

手で温めるのが時間はかかりますが、一番良いと思います。

ストーブなどで温めると早い!と思われるかもしれませんが、タンポの接着剤は熱で溶けるものを使用していることが多く、あまりに熱いものだと溶けて調整が狂ってしまうため、あまりおすすめできません。

手でじっくりと大切に温めてあげましょう!

割れる時は割れる!

しかし、どんなに気をつけていても、割れる時は割れるんです。

割れやすい/割れにくいのも個体差があります。

なので、割れてしまったからといって、ご自身を責めることはありません!笑

割れない楽器を持つのもアリ

最近は割れない楽器、割れにくい楽器というのも多くあります。

マリゴのコンポジット、ヤマハのデュエットプラスなどなどがありますので、割れに怯えたくない!という方はこれらの楽器も検討してみてくださいね。

 

冬はどうしても楽器も冷たくなって、乾燥してしまいますので割れが起きやすいです。

割れても仕方ない!と書きましたが、もちろん割れないのが一番。

気をつけながら練習も進めていきましょう!練習の合間にはこまめに内側の水分を取り除きましょう!!