みなさん、こんにちは!
オーボエをこれから始めようと思って楽器の購入を考えていらっしゃる方、部活動で学校の楽器を使っていたけどそろそろ自分の楽器を購入してさらに頑張りたいと思ってらっしゃる方、いらっしゃいませんか?
オーボエは比較的値段の高い楽器、と思われている方が多いと思いますが、その中でもいろんな値段の機種があります。
では、その値段の違いで何が変わってくるのでしょうか。
それは、楽器の”クオリティ”です。
楽器のクオリティとは
では、楽器におけるクオリティとはなんでしょうか。
オーボエは大抵の個体がグラナディラという木でできています。
どのメーカーも高いランクの楽器から木材を選んでいきます。
ということは安価(と言っても高いですが)な機種はどうしても残った木材で楽器を作ることになります。
もちろん余り物だからよくない、というわけではなく、それでもしっかりとした良い木材が使用されていることは言うまでもありませんが、やはり差はできてしまいますよね。
そうなると、やはり違いが出てくるのが”音質”です。
上質で中身の詰まった木材だと、その楽器から出てくる音も上質なものに近づきます。
高ければいい音がするわけではない!
じゃあ良い音を出したいと思った時には、値段の高い楽器を買えばいいのか!…と思われるかと思いますが、実はそういうわけでもないんです。
まず、楽器には”個体差”がとてもあります。
同じメーカー、同じ機種、同じセッティングでも全然音が違う個体というのはザラにあります。
むしろ、同じ音色の楽器というのはない、といった方がいいかもしれません。
また、値段の安い機種でもいい木材を使用していて、いい音が鳴る楽器に出会うこともあります。
ということは、とにかく吹いてみる”試奏”がとても重要になってくるわけですね。
楽器が欲しいな、と思ったらまずは楽器屋さんで吹いてみることからぜひ始めてみてください。
楽器の購入は急がない
先ほど、楽器には個体差があると申し上げましたが、すなわち今楽器屋さんにある楽器の中で、欲しいメーカーの機種はあっても好みの楽器はない、という状況はよくあります。
なので、その中で急いで楽器を買ってしまうと、後々後悔してしまうということもよくあるんですね。
オーボエに限らず楽器は高価な買い物になるので、焦らず急がず進めていけると良いですね。
当教室の講師は生徒様の楽器選びにも同行させていただくことがよくあります。
それは、生徒様にご納得のいく1本を手にしてほしいという思いがあるからです。
これからオーボエを始めたい方、レッスンに通ってみようかなとお考えの方、ぜひ楽器購入につきましても講師一同サポートさせていただきますので、ご安心ください!!