8月もあと3分の1になりました。
ほとんどの吹奏楽部がそろそろ夏のコンクールも終わって、次の目標へ動き出す頃ではないでしょうか。
全国大会や支部大会が控えている学校は、まだまだコンクールが続きますので、ぜひ暑さに負けず全力で本番まで駆け抜けてほしいと思います。
コンクール後の過ごし方
さて、コンクールが終わった後の残りの夏休み期間をどう過ごすか、改めて考えてみたいと思います。
夏のコンクールは吹奏楽部にとって一大イベントなので、それまではコンクールの曲ばかりになっていたと思います。それが終わった途端ぽっかりと穴が空いたようにはなっていませんか?!
コンクールで引退する高校3年生や中学3年生もいると思いますが、部活はまだまだ続いていきます。
コンクールまですごく成長していたバンドが、コンクールが終わった途端に成長がストップしてしまうことがよくあります。
それはあまりにももったいない!
この夏休みの期間は練習時間が確保できる大切な時期です。
個人的にコンクールが終わったらしてほしいことはずばり、、、
- 基礎練習から見直す
- 新しい曲を丁寧にさらう
- いろんな演奏を聴く
- リフレッシュする
の4つです。
基礎練習から見直す
コンクールの前は曲の練習ばかりになってはいませんでしたでしょうか。
曲の練習をすることでももちろん成長はありますが、その曲が一旦終わったここで、自分自身の基礎力を見つめ直し、基礎練習の内容や方法、考え方を見直してみましょう。
そして、夏休みの練習時間をできる限り有効に使い、基盤を作っていきましょう。
新しい曲を丁寧にさらう
コンクールまでは同じ曲をひたすらに練習していたと思います。
新しい曲の譜読みももしかしたら久しぶりでは?
新しい曲をもらったら丁寧に譜読みをすることを再度思い出して徹底してください。
音価、強弱、リズム、、、楽譜から読み取れる情報をしっかりと読み取って、丁寧に楽譜を見ていってください。
いろんな演奏を聴く
コンクールまでは練習、練習の毎日だったと思いますが、演奏を聴くことも勉強です。
演奏会に出かけたり、CDやYouTubeで演奏を聴いたりしてみましょう。コンクールを聴きに行くのも良いですが、コンクール以外のものもおすすめです。
新しい曲や新鮮な音に触れることで、新たな目標ができたり、新たな発見があるはずです。
リフレッシュする
先ほどの演奏を聴くのもそうですが、他のリフレッシュタイムも作ってみてください。
サボればいいというわけではなく(笑)、新たな感覚を取り入れたり、音楽以外のことに目を向けると、それが音楽や部活動に生きてきたりします。
ずっと吹奏楽のことばかり考えていると、音や音楽が窮屈になってしまうことも。
リフレッシュも成長のために大切な時間です。
新たな目標設定を!
以上が、私の思うコンクール後の過ごし方4選でした。
コンクールは賞や点数がつくので目標設定しやすいですが、終わった時に目標を見失いがちです。
自分がどんな演奏をしたいのか、どんな音を出したいのか、そのためにはどうすればいいのか、自分自身を見つめ直す時間を大切にしてくださいね!