昨年、関西教室では初めてのイベントを開催し、おさらい会と楽器&リード試奏会を実施いたしました。
出演された生徒様は4名と、決して多くはありませんでしたが、皆さまがお好きな曲をそれぞれ発表されて、とても温かな発表の場となり、いち講師としましてとても嬉しく感じたものでした。
さて、今年もまたイベント開催に向けて動き出していますが、今年はさらに多くの方におさらい会や発表会に出ていただきたい!と思っています。
それはただ単にイベントの盛り上がりだけでなく、人前で発表をするということがどれだけ実りのある経験であるか、できるだけ多くの生徒様に実感してほしいからです。
発表会までの準備
まず、人前で発表するためには、それまでの準備がとても大切です。
曲を選ぶことも最初は難しいかもしれません。
自分がやりたい曲にチャレンジするのももちろんよいですし、自身のステップアップのために曲を探すところから始めるのも、とても良いことですね。
講師と相談して新しい曲に取り組むのも視野が広がってとてもおすすめです。
そして、開催日までに演奏できるように練習を積み重ね、リードやご自身の体のコンディションを整えることもとても大事なことです。
本番の緊張感
本番の緊張感は、本番を経験することでしか感じることができません。
もちろん緊張せずに普段の力を出せるのが良いのですが、必ずしも緊張しないのが良いとは限りません。
良い緊張感があるからこそ、本番の演奏が特別な意味を持ったり、良い空気感を生み出すことも大いにありえます。
発表会の後
そして発表会が終わった後、それぞれ反省点や達成感などいろいろな感情が湧き出てくると思います。
それがその後の音楽人生の活力となります。
上手くいかなかったところはぜひ原因を考えて次の機会にリベンジしてほしいですし、次の目標を決めてさらにステップアップしていくのがとても大切ですね。
発表会は上手くなってから?
イベントがあれば「発表会に出ませんか?」と私は生徒様にお声がけをしますが、「発表会はもっと吹けるようになってからで…」とお答えする生徒様も少なくありません。
もちろん生徒様のお考えは尊重したいですし、無理やり発表会に出てほしいということはありませんが、誰しも初めから上手くいくことはありません。
少しずつ経験を重ねて、上手く演奏できるようになったり、それでも上手くいかなかったり…それを繰り返して上達していると思います。
発表会でしか得られないあの緊張感や昂ぶり、そんな経験を1人でも多くの生徒様に体感してほしい!それが絶対にオーボエ人生で生きてくると確信しています。
「自分なんて…」「まだ下手だから…」と思っていらっしゃる方、ぜひチャレンジしてみてください。
おひとりでチャレンジするわけではありません。講師がいます。
講師もそれぞれいろんな経験を通して今の活動がありますので、オーボエの技術だけでなく、本番までの準備やメンタル面でのサポートも全力でさせていただきます。
と、少し熱くなってしまいましたが、今年のイベントはどんなものにしようか今からワクワクです。
多くの生徒様にお会いできることを楽しみに、イベント開催に向けて猪突猛進していきたいと思います!