みなさま、こんにちは!ことねオーボエ教室の高崎です。

もうすぐソロコンテストの時期ではないでしょうか?

夏から秋は吹奏楽コンクール、年末にアンサンブルコンテスト、そして年が明けてからのソロコンテスト…(私は中学高校時代、根っからの吹奏楽人間でした笑)

今回の記事は、ソロコンテストで使えるおすすめの曲の第一弾です。

中学1年生、高校1年生など、楽器を始めてまだ1年も経っていない方におすすめしたい曲を紹介いたします。

難しいかもしれませんが、ぜひチャレンジしていただけたら嬉しいです!

オーボエを始めて間もない方におすすめ

ルイエ:オーボエ・ソナタ

ルイエのオーボエ・ソナタは当教室の発表会でも大人気の曲です。全4楽章でお好きな楽章を取り出してやるのも良いでしょう。

バロック時代の曲は、トリルが多用されます。音符は簡単かもしれませんが、トリルの入れるポイントや入り方など、少しコツが要ります。ですが、そこがクリアできたらバロックの香りが漂ってきます!

バロック時代の曲は、楽譜は一見簡単そうなのですが、装飾音符の入れ方やニュアンスなどがとても難しいんですね。

繰り返しがとても多いですが、繰り返した2回目は装飾音符を加えたり、アレンジを加えることが基本となっています。上級者テクニックですね。

ホフマン:4つの小品 作品81

ソロコンのために良い曲はないか…と探していて、この曲に巡り合いました。全4曲で、それぞれ、

1.夜想曲
2.無言歌
3.ロマンス
4.スケルツォ

…と題名がついています。

曲の雰囲気はそれぞれ異なりますが、とても吹きやすく馴染みやすい曲調が特徴です。どの曲も流れるようなピアノのパートが美しく、その上でオーボエが優雅に奏でます。

1.夜想曲はオーボエが大きく豊かに歌い上げます。2.無言歌はキャラクターの変化が面白い曲です。3.ロマンスは悲しげなメロディーが特徴で、4.スケルツォは跳ねるような楽しい曲調です。

ニールセン:2つの幻想小曲集

1.ロマンスと2.ユーモレスクの2曲からなります。

1.ロマンスが特におすすめで、楽譜はそこまで難しくありませんがピアノとのハーモニーが相まって、(曲名通り)とても幻想的な雰囲気が特徴です。

2.ユーモレスクは、Allegretto Scherzandと書いてあるようにとても戯けたようなお茶目な1曲です。

タンギングが多用され、軽く飛び跳ねるような曲調が特徴で、最後もさらっとぱっと消えてしまうように終わります。

お好きな1曲を探してみてください!

おすすめの曲をご紹介しましたが、やはり好きな吹きたい曲をするのが一番です!

ぜひ、「この曲がやりたい!」と思える1曲を見つけて、ソロコンにもチャレンジしてみてくださいね♪

ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀