皆さま、こんにちは!ことねオーボエ教室関西の高崎です。
早いもので、2021年も4分の1が過ぎ、新年度となりました。今日はあいにくの雨、桜も散ってしまいます…残念ですね。
「オーボエは高価」は真実か
先日、今年度受験生の生徒さまから「大学ではオーボエを続けない」というお話を聞きました。
とても熱心で伸びしろのある生徒さまなので、それを聞いて残念に思ったのですが、その理由が「楽器が高くて買えないから」というものでした。
今は部活の備品楽器を使用しているので、引退してしまうと使えなくなってしまうために、楽器を吹くには購入が必至となってしまうのです。
ここで考えたいのは、果たしてオーボエは高価な楽器なのか、ということです。
結論から申し上げると、「オーボエは高価」です。オーボエに限らず楽器は大体高価になってしまいます。
しかし、実はそこには隠れた真実がある、と私は感じています。
イメージが先行している
オーボエは高いから買うことができない、と思い込んでいる方が多いのも事実ではないでしょうか。
オーボエの一般的な価格帯としては、
- 初級機[40万円前後]
- 中級機[60万円前後]
- 上級機[100万円前後]
となります。
例えばオーボエで音大を受験したい、仕事もしたい、という方には上級機一択となると思いますが、趣味として気軽に楽しみたい、という方には初級機でも十分です。
安いからダメ、ということは全くなく、ここで紹介した価格帯は一流メーカーのものなので、初級機でもクオリティは高いです(ただ、上級機と比べると、管体の木の質やキーの数はどうしても劣ってしまいますが)。
オーボエは100万円!と思い込んでいる方も多いようで、実はちゃんとしたクオリティのものを、40万円前後で購入することができるのです。
さらに安く手に入れられる?
ですが、40万円でも高い!と思われる方ももちろんいらっしゃるでしょう。もっと安く手に入れる方法はないのか…
あります!
最近では、木材ではなく樹脂製のオーボエが多く売られており、中には10万円をきるものもあります。やはり木でできたものと比べると、劣るところはたくさんありますが、気軽にオーボエを手に入れられるようになっています。
また、新品の楽器でなくてもいい、という方には中古楽器をおすすめいたします。中古楽器は在庫が常にあるわけではないので、すぐほしいと思っても手に入らないことが多いですが、定価の半額以下で手に入れることができる場合もあります。
自分に合った1台を!
もし、楽器を手に入れたい!と思ったら、ぜひいろんな方法で探してみてくださいね。そして、楽器には個性がありますので、ぜひあなたに合った1台を焦らずに見つけてほしいです。当教室では、講師陣があなたの楽器選びも全力でサポートさせていただきます!