みなさま、ご無沙汰しております!

前回のブログから間が空いてしまいました…

またこれからもオーボエや音楽に関することをメインに、気ままに更新していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

気温が下がってきた時に注意すること

最近、グッと気温が下がってきましたね。

10月はまだまだ暑いイメージでしたが、今はかなり過ごしやすい日が続いています。

さて、気温が下がってきた時に注意したいことは、やはり管体の割れです。

特に最近楽器を買われた方は、注意してください。

管体の割れは、内側が外側よりも膨張することで起きてしまいます。ですので、内側と外側で差が生まれないように準備することが大切です。

具体的には、楽器に息を吹き込む前に外側を温めたり、吹いた後はすぐに内側を掃除したりすることが重要です。

気温が下がってくると、私たちが吐く息と外気の差が広がるため、管体にも影響が出やすくなりますので、冬場は割れが起きやすいんですね。

気をつけていたのに割れてしまった!

割れが起きないように十分に注意して練習してきたのに、割れてしまった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

すぐスワブを通さなかったのが悪かったのか、楽器がまだ温まってなかったのだろうか…と思い悩んでしまう方もいるかもしれません。

しかし、必要以上にご自身を責めるのはよくありません!

木というものは自然のもの。人間が考えている通りには動いてくれません。

割れやすい楽器、割れにくい楽器というのももちろん存在しますので、もし気をつけていても割れてしまったのであれば、ご自身を責めるよりも広がらないうちに修理に行きましょう。

割れやすい材質の楽器の方が良い、という方もいらっしゃいます。

割れたからといって楽器が使えなくなるわけではありませんので、安心してくださいね。

楽器屋さんに持っていくと、どこが割れたのかわからないくらい綺麗に直してくれます。

不注意の事故には気をつける

楽器奏者には、当たり前ですが楽器が必要不可欠です。

楽器を大切に扱うところからスタートしているわけです。

先ほど説明した木管楽器の割れは思いもよらぬところで起きてしまうことがありますが、キーの曲や凹みなどは不注意によって起こるものです。

そういった不注意による事故や破損は、起こらないようにしましょう。

例えば、楽器から離れる時には短い時間であってもケースにしまったり、楽器は椅子などの不安定で狭い場所に置かないようにしたり、普段から気をつけられることはたくさんあります。

私は、折れた楽器を見たことがあります…

楽器が高価、というのもありますが、楽器がないと演奏できませんので注意できるところはしっかりと注意して、演奏を楽しんでいきましょう!