オーボエにとってリードは命なのですが、今回はただ良いリードの選び方ではなく、良いリードに裏切られないためのチェックポイントをお伝えしたいと思います。
①必ず試奏する
見た目が良いのに全然吹けない!なんてリードは山ほどありますよね。見た目はきれいで良かったのに!裏切られた気持ち…
見た目でチェックするのはもちろんですが、必ず試奏するようにしましょう。
通販など試奏ができない場合もありますが、やはりリードは楽器店などで試奏してから選ぶのに越したことはありません。
②必ず音程をチェックする
このリード良い!と思って、気持ちよく試奏して持ち帰って、いざ合奏で使おう!と思ったら、周りと全然音程が合わなくて思うように吹けない…という裏切られ方、よくあります。
試奏の時にも必ず音程をチェックしましょう。
吹きやすくても音程が合わせられないと、途端に吹きにくいリードになってしまいます…
③必ず開きをチェックする
乾いていると両端が開き、湿らせると閉じるリードがあり、そういうリードって湿っている時は良かったりするんです。しかし、乾くと再びパッカーンと開いて、全然吹けない。裏切られた…
乾いていても湿っていても、きれいな開きを保てるリードが良いですね。
試奏するときに、とりあえず水に浸ける…前に、乾いた状態での開きをチェックしましょう!
④本番を想定して練習する
本番を想定して、通す練習をしたり、連続で吹く時間を作ったりしてみましょう。
ちょっとだけ吹いたらとても良い感じ!でも続けて吹くとしんどすぎた…なんてこともあります。
正直、私はこの状態によく陥ります…自戒もこめてお伝えします。
裏切られないために、厳しくチェック
お伝えしたいのは、とにかくリードのチェックは厳しく!
良いリードが全然ない!と思うかもしれませんが、それくらい厳しくリードを選ぶと、当然裏切られることが少なくなります。
それでも、気候やちょっとした変化(ズレや欠け)でリードの状態は大きく変化してしまいます…
できるだけ良い状態で気持ちよく演奏するために、演奏するまでの過程は厳しくありたいものですね🎵