オーボエを買うときの予算目安

漠然と「オーボエを買いたい！」と思っても、予算も何も決まっていなければ、楽器を選ぶことが難しくなります。もちろんいくらでも出せます！という場合だったら、お好きなものを！となってしまいますので、今回は予算別におすすめの買い方や機種などをご紹介します。

〜10万円

有名メーカーの楽器だと、10万円以下で買える楽器は残念ながらありません。

しかし、最近では樹脂製の安価な楽器が多くあり、5万円前後で買うことができることもあります。

この楽器の問題点は、楽器の作りが雑なことと、リペアに出す時に楽器店に断られる可能性があることです（！）

どうしてもオーボエ欲しいけれど、お金は出せない！という方にはおすすめですが、作りが雑なので楽器が鳴りにくいこともあり、オーボエがそういう楽器だと思いこんでしまう方がいないことを祈るばかりです。

30万円まででも有名メーカーの新品楽器を購入するのは難しいのですが、先程の樹脂製の楽器の新品を買うよりは、有名メーカーの中古楽器を買うことをおすすめします。

しかし初級機種の中古楽器にはなってしまいますので、個人的にはもう少し予算を上げたいところではあります…

ヤマハの431だと50万円前後で買うことができます（2025年の価格で税込506,000円）。

定価で見ると少しだけオーバーしてしまっていますが（笑）

新品で買うならヤマハ、または中古の上級機種も買えると思います。

中古楽器に関しては、状態や古さによって値段が大幅に変わるのではっきりとは言えませんが、古めのヤマハのカスタム831も買える可能性があると思います。

外国有名メーカーの新品初級機種が買えるのが60〜70万円の価格帯です。

たとえば、クランポンのプロディージュ（定価669,900円）や、フォサッティのFJ-55II（定価682,000円）などがあります。

有名メーカーの楽器は、初級モデルでも材質が艶やかでしっかりとしており、木の良い音がします。

中古楽器だと比較的新しめのヤマハカスタムや、古いマリゴ901も買えるかもしれません。

有名メーカーの初級機種は大体買えますが、中級機種だと少し足りないかも…という金額です（今回の記事を書くにあたって、改めて楽器の金額を調べてみましたが、思っていた以上に値上げしていておったまげました…）。

以前は上級機種も100万円前後で買えたのですが、今では難しくなってしまいました…

しかし、良い状態の中古上級機種楽器を買えると思いますので、新品にこだわりがない方はそちらの方がおすすめです。

今や100万円でも買えない上級機種だらけになってしまいましたが、100万円出せるというのであれば、もう少し頑張って新品の上級機種を買うのが良いかと思います（”もう少し”のレベルではありませんね笑）。

ヤマハ831（1,188,000円）

マリゴ901（1,793,000円）など…

オーボエで200万円を超える機種なんて昔はありませんでしたが、今ではマリゴのM2、クランポンのヴィルトーズなどが200万円超えで、びっくり仰天です。

いきなりそんな大金を用意できない…という方もいらっしゃると思いますので、その場合は楽器のレンタルという手もありますし、ローンを組んで分割払いにして楽器を手にする方法もあります。

楽器店ではフェアで無金利のキャンペーンをしたり、キャッシュバックやポイント還元などのキャンペーンを実施したりすることもありますので、ぜひチェックしてみてください。

また、当教室では中古楽器のご案内をすることもあります！

教室のInstagramで投稿していますので、そちらもチェックしてみてくださいね。