先日木管五重奏でのお仕事で、小学校で演奏してまいりました。
40分くらいのプログラムで、結構ハードな曲目だったのですが、全2公演(低学年と高学年)の1公演目の終盤に差し掛かったところで、なんと鼻抜けが起こってしまいました…
鼻抜けとは
まず鼻抜けというのは何ぞやというお話ですが、オーボエという楽器は、吹く時にリードに圧をかけて吹きますが、その時に鼻から空気が抜けてしまって、圧がかからなくなり吹けなくなってしまう状態のことを言います。
鼻のあたりで、「グググ」とか「カー」と音がして空気が漏れてしまう感じでしょうか。
経験したことのない方だと、「どういうこと?」と思われるかと思いますが、経験しないで済むなら当然その方が良いです(笑)
鼻抜けが起こったら
鼻抜けが起こったら、まずは休むしかありません。
練習中に起これば、練習を一旦ストップし休憩しましょう。
一度鼻抜けが起こってしまうと、もうその時は鼻抜けを止めることはできません。
また、鼻抜けの”クセ”がついてしまいますので、無理して吹いてしまうと、鼻抜けしやすくなってしまいます。
では、今回のように本番中になってしまったら、休むわけにもいきませんし、今回は木管五重奏だったので1人欠けるだけでもアンサンブルとしては大きなダメージになってしまいます。
こういう場合は、小さな休みをとりつつ、少しずつ演奏していくしかありません…大事なメロディーは死守しながら、周りの皆さんに申し訳ないと感じながら、休み休みなんとか本番を終えることができました。
鼻抜けしないためには
先ほども書きましたが、鼻抜けは一度起こってしまうと、鼻の弁が開きやすくなり、起こりやすくなってしまいます。
まずは起こりそうだと感じたら、無理に吹かず休むことが大事です。
また、リードが軽ければ起こらないというわけではなく、どちらかというと軽くても息が入らないリード(先端がぺちゃんこなど)の時に起こりやすいので、リードの選び方も大切です。
息が楽に流れるリード、しかし開きがありすぎると今度は口に負荷がかかりすぎてしまいますので、開きは落ち着いているけれども息がスムーズに流れるリード、をチョイスする必要があります。難しい!
オーボエはもともと息が入りにくく、圧がかかる楽器ですので鼻抜けが起こりやすい楽器です。
起こってしまったら焦らず休憩することを忘れずに…無理は禁物ですよ!

