ご進学、ご進級おめでとうございます!すっかり春ですね!

新学期が始まったところなのに、受験の話?!と思われた方もいらっしゃると思いますが、音大受験は他の受験とは違った準備が必要ですので、これから音大受験を目指す方に参考になればと今回のブログを書きました。

準備①受験大学を徹底的に調べる

これは音大受験に限らずですが、まずは受験する大学について調べておきましょう。

受験に必要な科目は何なのか、共通テストを受けるのか受けないのか、はたまた大学はどこにあるのか、などです。

音大によって受験科目も違いますし、最近は特にいろんな受験方法がありますので、下調べはしっかりと。先輩がいらっしゃる場合には直接話を聞いたり、オープンキャンパスに行って大学の雰囲気を体感したり、とにかく情報収集が大切です。

また、音大で重要なのは「誰に習うか」です。どんな先生が教えてらっしゃるのか、または、習いたい先生がどこの大学で教えていらっしゃるのか、調べる必要があります。

準備②実技の練習

これは言わずもがな、ですね。専攻実技の試験は必ずありますので、受験曲を調べて練習を進めていきましょう。

今年度の分の受験要項が出ていなくても、昨年度分など参考になります。

準備③副科ピアノの練習

ピアノ専攻の方には関係ありませんが、専攻が管楽器でも弦楽器でも打楽器でも、副科ピアノといってピアノが必修になり、受験でもピアノを弾かなければならないことがあります。

今までピアノを触ったこともない、という方でも試験官の前で弾かなければなりませんので、猛練習が必要です。

こちらも受験曲が決まっているので、早めに曲を決めて練習を進めるのが良いですね。

準備④ソルフェージュ

ソルフェージュは音楽的基礎能力と言いますか、楽譜を正しく読んだり、音程を正しくとるために学ぶ科目です。

内容は、新曲視唱、聴音、楽典などがあります。

受験科目に組み込まれることもありますし、受験になかったとしても音大の授業では必修となりますので、入学前にやっておくと授業の準備にもなり良いです。

早めの準備が大事

音大受験は一朝一夕でいけるものではありませんので、考えていらっしゃる方は早め早めに準備を進めていきましょう。

今は、専攻実技試験だけで受験できる私立音大も多くありますが、国公立ではそうはいきません。

準備不足で希望する大学を受験できないというのはとても悲しいですし、入試が専攻実技だけでも入学してからの授業では副科ピアノやソルフェージュがもれなく必修となりますので、入学後のことを考えても準備はしておくに越したことはないですね!