皆さま、こんにちは。

以前、大学入試について書きましたが、私の元でも受験生が頑張っています。

受験する大学にもよりますが、頑張らないといけないのはオーボエ(専攻の楽器)だけではないのが難しいところ。

受験に必要なこと

受験科目には専攻の実技とは別に、副科ピアノやソルフェージュの試験があるところがあります。

大学入学共通テストを用いている大学もある(国公立はもちろん!)ので、必要科目の勉強もしないといけませんね。

副科ピアノ

専攻でなくてもピアノの試験があるところが多いです。

副科ピアノといって、モーツァルトやベートーヴェンのソナタなどが課題になることが多いです。

試験は1曲だけのことが多いので、曲を早めに決めて練習に取り掛かると良いと思います。

ソルフェージュ

ソルフェージュの試験の中には、聴音、新曲視唱、楽典などが含まれます。

 

聴音は音を聞き取って楽譜に書き取ります。旋律聴音だけでなく複旋律や四声体聴音などもあるので、練習が必要です。

小さい頃から音楽教育を受けている方など絶対音感がある方は、練習しなくても聞き取れる、なんてこともありますね。

 

新曲視唱は、試験直前に楽譜を見てすぐに歌います。音が跳躍すると難しいですね。普段から楽譜を声を出して歌うようにすると慣れてくると思います。

 

楽典は、楽語の意味を答えたり、2音間の度数を答える問題など、音楽基礎知識を問われるものです。

楽典の本はたくさん売られているので、テキストで勉強すると良いと思います。

 

準備は早いに越したことはない

絶対音感があるならばそんなに慌てることはないですが、音大生誰しも絶対音感があるわけではもちろんありません。

逆に考えれば絶対音感がなくても練習を積めばソルフェージュの試験はパスすることができます。

しかし、慣れるまでに時間がかかりますので、音大受験を決めたらすぐにソルフェージュのレッスンも受けるようにしましょう。

入試本番に向けて

何事もそうですが、オーボエもリードや普段の基礎練習が大事です。

本番の直前に急いで慌ててリードを作っても良いリードができることはありません。本番を見据えて着々と準備を進めることが大事ですよね。

やるべきことはたくさんありますが、入試本番に向けて少しずつ練習していきましょう!

ソルフェージュは入学してからも授業で習いますので、その準備にもなりますよ!

 

当教室では受験のためのレッスンも行っております。

ぜひご希望の方はお問い合わせください!