最近思うこと、それはリードによってバテる・バテないの判断基準をどのように設定するかが難しいということです。

吹き続けていればだんだんバテが押し寄せてくるものですが、リードによってそのスピードは異なりますよね。

曲を吹いてみて判断するのももちろん有効ですが、リードを作る時点でもひとつの判断基準ができればなあ、と考えていました。

手を離してリードを吹く

正直なところ、これだ!という基準は見つかってはいませんが、最低でもリードから手を離して、口の力だけでリードを支えて吹くことができるか、というのはとても大事だと思います。

手で持ったり、楽器に付けて演奏するだけだと、しんどいリードでも無理やり押さえて演奏している場合があり、最初のうちは筋力もあり耐えることができますが、無理をしてしまっているのですぐにバテてしまいます。

アンブシュアは人それぞれなので、アンブシュアに合ったリードを選択する必要がありますが、それを見つけるためにも手を離してリードを吹いてみてください。

リードが外に出る、リードが飛んでいった、なんてこともあるかもしれませんね。それだと口の筋力とリードの抵抗のバランスが悪いということになります。

ストレスの向く先を減らす

基本的にオーボエは唇を巻いて演奏しますが、極端な話唇を巻かなくてもその状態で演奏できるリードがあれば何も問題はないはず…

アンブシュアにこだわりすぎると迷走しがちで、アンブシュアとリードにストレスを感じてしまいますが、アンブシュアは生まれ持ったとのとして、それに合ったリードを見つけていけるとストレスの向く先がリードだけになって良いと思います。

まあ、それでももちろんリードに対してはストレスを感じずにはいられないですが…(笑)

皆さんが(自分と含めて)良いリードに出会えますように…(切実)