みなさま、こんにちは。ことねオーボエ教室関西の高崎です。

今日はオーボエを演奏するのになくてはならないもの、「リード」についてお話しします。

リードの取り扱い方、入手方法などについて解説していきますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

オーボエのリードとは

木管楽器にはクラリネットやサックス、オーボエのようにリードを必要とする楽器が多くあります。その中でも、クラリネットやサックスで使われるリードは「シングルリード」、オーボエで使われるリードは「ダブルリード」と言われます。

ダブルリードは、薄い木の板を2枚合わせてできており、リードだけでも音を鳴らすことができます。一方シングルリードはリードだけでは音を出すことはできず、マウスピースに取り付けることによって音を出すことができます。

実際には2枚を合わせて作るのではなく、1枚を半分に折り、その折り目を切断することで2枚にしているんですね。

チューブと呼ばれる円錐形の金属筒にコルクが貼り付けられたものに、ケーンと呼ばれる葦の一種を薄く加工したものを糸で固定することでリードはできています。

チューブにもケーンにも糸にもたくさんの種類があり、奏者がそれぞれこだわって自分だけのリードを作っています。

リードの隙間は一番広いところで1mmほど。その隙間に息を吹き入れなくてはならないので、オーボエを吹くにはやはりかなりの圧力が必要となりますね。

リードの扱い方

リードの先端の厚さは0.06mmほどと、とても薄くなっています。

先端の厚さはリードの発音にとても影響するので、キャリパーという機械を使って厚さを測りながら削る方もいます。

それだけ薄いとやはり扱い方には注意が必要です。

よくあるのが、自分の指を見る時にリードを肩にぶつけてしまうこと。

そして、くわえる時に前歯に当ててしまうこと。これはリードも壊れてしまいますし、自分にも大ダメージなんですよね。

また、リードは使用し続けていると中にゴミ・汚れがどうしても溜まってしまいます。

そうすると、吹奏感も知らぬ間に変化してしまいますし、劣化が早くなります。

リードは吹いたらこまめに小羽で掃除しましょう。

リードの入手方法

リードは楽器屋さんで売られています。

オーボエのリードは楽器屋さんでは試奏できるところが多く、自分に合ったリードを試奏してから購入することができます(今は新型コロナウイルスの影響で試奏できないところもあります)。

また、自分の先生やリードメーカーの方から購入する方も多いですね。レッスンを受けている場合は、先生から購入するのがベストだと思います。

オーボエのレッスンにおいてリードというのはとても重要で、先生のリードを使用することで先生の奏法に一番近づくことができます。

まとめ:良いリードを安く手に入れるには…!

今回はオーボエのリードについてお話しさせていただきました。

オーボエのリードは繊細で高い…それなのに消耗品…どうしよう、と困ったあなたに、ご提案です!

ことねオーボエ教室の講師はリードも販売しております。楽器屋さんでは1本3,000円前後とお高めなオーボエのリードですが、当教室では1,500〜1,900円でリードを販売しています。

レッスン時間で生徒さまに合わせて調整もしますので、ご自身に合ったリードをお渡しすることができます。

そうするとレッスンの充実度も格段に違いますよ!

ぜひ、レッスンとご一緒にリードのご購入もできる当教室をご検討くださいね!

ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀