最近中学生や高校生のレッスンで、楽譜の音符の下に階名(ドレミ)を書いている生徒様がいらっしゃいました。
音符が読めないから、という理由で書いているとのことでしたが、私はズバリおすすめしません。
理由①譜読みが遅くなる
譜読みをするために書いているのでは?と思う方が多いと思いますが、実はその曲の譜読みは進むかもしれませんが、長い目で見た時に、譜読みをする力が育たず、結果として譜読みは遅いままになってしまいます。
階名だけを見て演奏するので、音符と楽器の音や運指がリンクせず、いつまで経っても初見演奏ができなかったり、そもそも階名を書かないと演奏できない状態になってしまいます。
理由②音以外読まない
譜読みとも関わってきますが、階名だけを追って演奏するので、音価や楽語、休符など音の高さ以外の情報をフル無視して演奏してしまっていることが多いです。
音価やリズムが間違っていてもまったく気づかず、合奏では全然周りと合わない…なんてことも頻発していました。
始めたての時はOK
もちろん初めて楽譜に触れる、楽器を始めたての時は、楽譜に階名を書くことは音楽を勉強するうえでひとつのステップとして通るべき道だと思います。
しかし、できるだけ早く階名を書くことから抜け出して、音符と音、運指が頭の中でリンクするようにして、譜読みが早くなるように、そして初見演奏ができるように慣れていきましょう。
指番号も同じ
金管楽器の場合だと、階名ではなく指番号を書いている方もいらっしゃると思います。
それも階名と同じで、慣れてきたらなるべく書かないようにして、譜読みを進めていくようにする方が良いと思います。
階名も指番号も書かなくなった時は、譜読みに時間がかかったり何度も間違ったりして大変な思いをするかもしれません。
ですが、ご自身の成長のために、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
必ず譜読みが早くなって、もっと楽器を演奏するのが楽しくなりますよ!!

