みなさま、こんにちは!ことねオーボエ教室の高崎です。

今日の記事は、中高の吹奏楽部やオーケストラ部などの部活で吹いている方や、その顧問の先生方に読んでほしい内容となっています。

部活動でのオーボエは、何に注意したらよいのでしょうか?

楽器の状態

学校の楽器は先輩から代々受け継がれて使用していきますよね。なので、とても古い楽器を使っていることもしばしば。

オーボエはもともと他の楽器に比べても調整が必要な楽器ですが、古い楽器ともなればなおさらです。

しかし、予算の問題もあり十分に調整されていない状態の楽器で必死に練習している生徒さんがよくいらっしゃるのです。

そうすると、やはりうまく演奏できないですし、成長も妨げられてしまいます。

楽器の調子はどうなのか、自分ではなかなかわからないと思いますので、身近なプロ奏者や長けた人に吹いてもらってみましょう。

リードの状態

リードはどうしても高価なので、いつ買ったの…?と感じるリードを無理して使い続けていることもよくあります。

リードはどうしても消耗品ですので、定期的に新しいものを仲間入りさせて、リードケースに良い状態のリードが入っているように気をつけておきましょう。

基礎練を大事に

オーボエは他の楽器に比べ、楽器に慣れるまでの時間がかかるように感じます。ですが、部活動では入部してすぐにみんなで一緒に合奏をする機会があると思います。

そんな時、焦らず基礎を大切に、自分のできることを少しずつしていくことが大事だと思います。

音程が悪いのはリードの問題

合奏をしていると「音程を合わせましょう」とよく言われると思います。

しかし、オーボエは無理に音程を合わせようと思っても、リードの音程が合っていなければどれだけ頑張っても音程を合わせることができません。

無理に音程を合わせようとすると、変な癖(噛み癖など)ができてしまいます。そうすると音程以前にオーボエを演奏すること自体が難しくなってしまうのです。

部活動でも楽しくオーボエを♪

私も中学校の吹奏楽部でオーボエを始めました。

運よく学校の楽器は良い状態のもので、月に1回のレッスンもありましたので、楽器の状態やリードの状態を見てくれる方が身近にいました。本当に幸運だったと思います。

みなさんの周りにそういう方がいなくても、「楽器の状態は良いのか」「リードは無理なく鳴るか」「リードの音程は正しいか」といったポイントを意識して普段から練習するようにしましょう。

自分自身が先生のような気持ちで自分のことを客観的に見るようにしましょう。そうすると気づけることもたくさんあるはずです!

部活動でも楽しくオーボエを演奏してくださいね!

ことねオーボエ教室の生徒さまの中には、部活動でオーボエを吹いている中学生・高校生の生徒さまも大勢いらっしゃいます。

部活動で取り上げている曲ももちろんレッスンさせていただきますので、なんでもご相談くださいね!

ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀