みなさん、こんにちは!
昨日がクリスマスイブ、そして今日はクリスマス…みなさんはどのようなクリスマスをお過ごしだったでしょうか?
私は、どちらも演奏会の本番で、舞台のうえでクリスマスを満喫しておりました。
先日取り上げた年末の第九と同じように、クリスマスにもよく演奏される曲というのがあります。
それは、チャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」です。
バレエ「くるみ割り人形」
チャイコフスキーが作曲した三大バレエの一つで、全曲演奏するとかなり長い曲になりますが、クリスマスシーズンにはバレエから再編した組曲や、抜粋で演奏されることが多いです。
くるみ割り人形がクリスマスのお話なので、クリスマスの時期に取り上げられることが多いのだと思いますし、曲自体も人気でよく普段から演奏されるので、クリスマスのアットホームな演奏会でもプログラムにもってこいの曲です。
バレエの中ではいろんな場面があって、いろんな曲が登場するので、ご興味のある方はぜひバレエの全曲も聴いてみてください!
チャイコフスキーの三大バレエといえば
三大バレエといえば、先程の「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」、そしてオーボエが大活躍の「白鳥の湖」の3つです。
「白鳥の湖」では有名なオーボエのソロがありますよね。
長いフレーズで哀愁漂うメロディーが印象に残りますが、私もよくオーボエの楽器紹介で演奏します。
オーボエといえば白鳥の湖、白鳥の湖といえばオーボエ…というくらい、有名なメロディーだと思います。
余談ですが、業界では「白鳥の湖」のことを「白鳥湖(ハクチョウコ)」と略して呼んでいます。
「第九」もそうですが、結構このように曲名を略すことって多いんですよね。
他にはベートーヴェンの交響曲第7番は「ベト7(ベトシチ)」、ピアノ協奏曲のことは「ピアコン」(例えば、ラヴェルのピアノ協奏曲のことはラヴェルのピアコン)、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のことは「メンコン」などが有名(?)ですね。
チャイコン、ドヴォコン、ラフ2、ブラ4とか探してみるといろいろありますね…笑
もう2022年も終わりが近づいています…!
クリスマスのくるみ割り人形、年末の第九、年越しのジルヴェスターコンサート、そして年明けのニューイヤーコンサート。
私たちの生活の中には、常に音楽が溢れているんだなあと改めて実感しております。
私個人としては25日のクリスマスで、年内の舞台で演奏するお仕事はおしまいですが、まだまだ各地でいろんなところでコンサートがありますね。
ジルヴェスターコンサートで年越しもいいものですよー!!