みなさん、こんにちは!
楽器をしまう時、管体の内側をお掃除するためにスワブを使っている方も多いと思います。
管内を掃除するためのスワブですが、そのスワブが原因で逆に汚れが溜まってしまっているかもしれません。
もけもけのスワブは危険
スワブも安くはないので、長く同じものを使っている方も多いと思いますが、ほつれているスワブを使っている方、いらっしゃいませんか?
スワブは布でできているので、使っているとだんだん端がほつれてくることがあります。
そのまま使っていると、その糸くずが微量ですが管体に残ってしまい、トーンホールに溜まってしまうことがあります。
そのようにトーンホールに”ゴミ”が溜まってしまうと、空気の通りが悪くなって音程が変化したり、息の抜けが悪くなってしまいます。
変化は本当に少しずつなのでなかなか気づきにくいですが、調整に出してお掃除してもらった時に「そんなに溜まってたの!?」と驚くこともあります。
また汚れをとった後の吹奏感の変化にも驚きます(笑)
ですので、スワブを出し入れして掃除をしていく間で多少のゴミが溜まっていくことは仕方ないと思いますが、スワブ自体がゴミの根源にならないよう、綺麗なスワブを使うようにしてくださいね。
綺麗なスワブでお掃除を
綺麗にするためのスワブが実は楽器を汚してしまっていた!というのは、残念でしかありません。
家のお掃除で汚い雑巾で窓を拭いたら逆に汚れがついてしまうのと同じです。
ご自分のスワブを一度見直してみましょう!