みなさま、こんにちは!ことねオーボエ教室の高崎です。
みなさんは音を出す時にイメージを持って音を出していますか?
全くイメージしていない!なんて方もいるかもしれませんね。
今回はイメージを持って音を出すことがどれだけ大切なのかを語っていきます!!
音色について
よく、「きれいな音が出したいんですがどうしたら良いですか?」という質問を受けます。
そうすると私は、「きれいな音とはどんな音ですか?」と逆に尋ねるようにしています。決して意地悪をしているわけではありません(笑)
きれいな音は考える人によってどんな音なのか異なります。きれいな音に正解はありません。
だからこそ、あなたが思うきれいな音とはどんな音なのか、ということが重要になってくるわけです。そして、そのきれいな音をどれだけ頭の中に描けているかが大切になります。
発音について
オーボエって発音が難しい楽器ですよね。
どうしてもリードに左右されてしまいますが、「このタイミングで音が出る」というイメージといかに近いかが重要になります(同じであるのがもちろん理想的です)。
無理に発音するのではなく、ご自身の息のスピードや圧力などで自然に鳴るポイントとイメージを大切にしましょう。
音程
この音は高くなるからこう吹く、というよりは、正しい音程や吹きたい音程をあらかじめイメージをして吹くようにすると良いと思います。
例えば、第2オクターブの音域は音程が下がりやすいですが、だからと言って音程を高くしようとただ噛んで吹こうとすると、音程が上がりすぎたりリードが振動せずに発音できなかったりします。
イメージする音程で無理なく鳴りますか?これはまたリードをチェックするポイントでもありますね。
イメージするだけで音は変わる
本当にそう思います。
演奏するための技術はもちろん必要ですが、技術が合ってもイメージがなければその技術も活かされてきません。
逆に、あんな音が出したい、こんな風に吹きたいというイメージがあれば、それに追いつこうと自然に技術も向上します。
イメージを持って演奏することは大事なことなんです。
ぜひこれからの練習も、ひとつひとつの音にイメージを持って演奏してみましょう♪
ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀