皆さま、こんにちは!ことねオーボエ教室の高崎です。
オーボエをすでに始めていらっしゃる方は、これまでに本番を経験しているかもしれませんし、これからオーボエを始めよう、という方も今後本番のステージに上がることがきっとあるでしょう。
そして、その本番で緊張してしまって、練習のように吹けない!と感じている方も多いのではないかと思います。
今回はそんな時どうしたら良いのか、”緊張”について考えてみたいと思います。
緊張するのは当たり前
本番などでまったく緊張しない、という方もいらっしゃいますが、大抵の人は一人で舞台に立ったり、大事なソロを任されている本番などは緊張してしまうものです。
緊張しないようにしようとすると、かえって意識しすぎてしまい緊張感が増してしまうこともあります。
本番や失敗できない場面など、緊張することは当たり前のことです。緊張するということは、それだけその本番に対して真剣に取り組んできた証拠でもあります。
ある程度の緊張感がある方がむしろ集中力は増し、本番に良い影響をもたらすこともあります。
極度の緊張感は避ける
緊張して当たり前と申し上げましたが、やはり自分のメンタルが潰れてしまうほどの極度の緊張感はよくありません。
では、そのような強すぎる緊張感を避けるためにはどうしたら良いのでしょうか?
自信をつける
そもそも緊張してしまうということは、本番に対して何かしらの不安要素があったり、苦手意識があるからだと思います。
「失敗したらどうしよう…」「上手くいくかなあ…」などなど、不安な気持ちが少しでもあると、やはり緊張感は余計に増してしまいます。
では、不安な気持ちをできるだけなくすためにはどうしたら良いか、ですが、そのためには自信を持つことが大事です。
自信を持つためには、やはり本番までの練習の積み重ねが大切になってきます。これだけ練習したから大丈夫、という強い思いが自信に変わり、本番も極度に緊張しなくなりますし、落ち着くこともできます。
プレッシャーを感じないように
プレッシャーというのは緊張感とは違い、プラスに働くことはほぼないと思います。
プレッシャーには「他者から受ける精神的な圧迫。心理的重圧。」という意味があるように、自分の中から生まれる緊張感とは違い、外部から受ける余計な圧力です。そこからは集中力が生まれてきません。
緊張感とは上手く付き合う!
緊張するのは当たり前で、緊張した状態が必ずしも悪い状態ではない、ということを覚えておいていただきたいなと思います。
緊張感によって、普段の練習よりも良い演奏ができることもしばしば。むしろ落ち着こう落ち着こう、とすると面白くない演奏になってしまったり…
緊張感を味方につけて、良い緊張感の中で演奏できるようにしたいですね!(それが簡単にできたら苦労しないわけですが…笑)
あとは、本番の経験をたくさん積むことが大切です。自分自身が本番でどのように緊張するのか、知ることがとても重要です。
たくさんの本番を経験して、緊張感と上手く付き合っていく術を会得していきましょう!
ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀