皆さま、こんにちは!
さて、突然ではありますが、オーボエのリードって消耗品ですよね。良いリードがずーっと使えたらどれほど嬉しいか…良いリードも使っているとだんだんとハリがなくなって、反応も悪くなり、音も微妙に…
もうこのリードは寿命だ!ぽいっ!
…と、もしかしてそのまま捨ててはいませんか??
実は、リードの木の部分(ケーン)はダメになったら捨てるしかありませんが、下のコルクの部分は使い回すことができます。
コルクの部分は「チューブ」といい、コルクの中には金属の筒が通っています。金属の筒に、コルクが巻きついている、と言った方が正確かもしれません。
例えば中学生がリードを自作していることは稀だと思いますが、高校→大学とオーボエを続けた時にリードを自作するようになることは大いにあり得るでしょう。
そんな時、使い古しのチューブがあればなんと便利なことか!
チューブって実は結構高いんです。大体ひとつ500円前後します(もっと高価なものもあります!)。オーボエのリードは1本3,000円前後で売られていることが多いですが、その6分の1がチューブ代ということになります。自作するとなるともちろん3,000円はかかりません。しかし、チューブの500円は必ずかかってしまいますよね。
チューブには種類が数え切れないくらいありますが、作り始めた最初はチューブにこだわることもほとんどないでしょう。なので、どの種類のチューブでもあればとても役立ちますよ。
もう使わないリードがある方は、ぜひ分解してチューブは保管しておきましょう!
リード作りはしない!と決めている方は、例えばリードを自作している先生などに渡すとチューブ代を引いてくれたり、喜んでくれるかも…?しれません(笑)