みなさま、こんにちは!ことねオーボエ教室関西の高崎です。
アンブシュア(演奏する時の口の形)でお悩みの方、いらっしゃいませんか?
かくいう私もずーっと自分のアンブシュアで悩んできました。どうして自分はこんなにバテてしまうのか、どうして安定しないのか…など、悩みは尽きませんでしたが、そんな私が悩みに悩んだ末にたどり着いた結論を皆さんにお伝えしたいと思います。
結論:アンブシュアで悩まない!
アンブシュアでお悩みの方にはっきりとお伝えしたいのは、「アンブシュアで悩まないで!」ということです。
それじゃあ何の解決にもなってない!と思われるかもしれませんが、本当にアンブシュアで悩んでも良いことはないのです。
押さえるべきポイントだけ押さえて、それ以外は無駄に悩まないようにしましょう!
押さえるべきポイント3つ
では、その「押さえるべきポイント」を紹介します。
①唇が見えないように唇を巻き込む
②口を横に引かない
③深くくわえない
以上の3つだけです。これ以外のことで悩むのはもうやめましょう。
では、ポイントについて細かくみていきましょう。
①唇が見えないように唇を巻き込む
唇が見えている状態は巻き込みが足りていないと思います。
唇を巻き込むことで唇がいいクッションになり、リードをしっかりと固定することができます。
巻き込みが足りないとリードを押さえる力が余分に必要になってしまい、バテやすくなります。
②口を横に引かない
口を横に引っ張ると唇が硬く張ってしまい、リードをうまくコントロールできなくなってしまいます。
また、リードを噛んでしまっているので、リードがぺっちゃんこになりやすいでしょう。
③深くくわえない
深くくわえてしまうと、リードのコントロールがうまくできません。
「唇でリードの先端を捉えられているか」を意識すると良いと思います。
オーボエ奏者の画像や動画を見てみると、リードの糸の近くまでくわえている方もいらっしゃいますが、唇をかなりしっかりと巻き込んでいるためにリードが隠れてしまうんですね。
なので、深くくわえているわけではないんです。しっかりと先端は捉えられているはずです。
まとめ:アンブシュアは人それぞれ
アンブシュアは人それぞれで、人の真似をしてもうまくいきませんし、固定観念に囚われすぎてもいけないと思います。
歯並びや唇の厚さにも関わってきますので、アンブシュアでは基本を押さえたうえで、自分のアンブシュアにあったリードを選ぶようにしましょう。
アンブシュアで悩んで色々変えたりしていると、訳がわからなくなってきてしまい、楽器が吹けなくなってしまいます。
絶対あなたに合ったリードがあるので、今日でアンブシュアで悩むのは終わりにしましょう〜!
ことねオーボエ教室関西
高崎 雅紀