中学生や高校生のレッスンをさせていただく機会も多いのですが、よくあるのが運指の間違いです。

音は鳴るので、運指を間違っていても気にならないのかもしれませんが、音程や音色が本来のものと違ってしまい、損をしてしまっています…!

間違えやすい運指

よく間違えているのは、

  • ハーフホールD、E♭(D♯)を第1オクターブキーで吹く
  • 第1オクターブA♭(G♯)を第2オクターブキーで吹く
  • 第2オクターブAを第1オクターブキーで吹く

以上の3つが多いです。

すなわち、オクターブキーの切り替えがいまいちつかめていない方が多いのだと思います。

ぜひ覚えていただきたいのは、

ハーフホールはC♯(D♭)、D、D♯(E♭)の3つ

第1オクターブキーはE、F、F♯(G♭)、G、G♯(A♭)の5つ

第2オクターブキーはA、A♯(B♭)、B、Cの4つ

ということです。

トリルの時は例外

トリルをする時は素早く2音を繰り返し演奏しなければいけないので、そういう時は例外です。

例えば、D-Eのトリルの時は第1オクターブキーを押さえたり離したりするのが大変ですので、Eをハーフホールのまま演奏するのが良いですし、G-Aのトリルの時は第1オクターブキーのままAも演奏するのが良いです。

正規の運指でやるのがもちろんベストではありますが、そうすると指がうまく動かずトリルができなかったり、違う音が混ざってしまうこともあるので、場面に応じて工夫してみてください。

ケースバイケース、ということですね。

トリルキーも使う場面を考える

オーボエにはトリルキーも付いていますが、運指が簡単だからといって、トリル以外で使用するのはおすすめできません。

トリルキーで鳴る音は、やはりトリルすることを目的としているため、音程や音色が不安定なことが多いです。

トリルが困難な場合のみ、使用するようにしてくださいね。

ですが、いろんな曲と出会うなかで、トリルでなくてもここはトリルキーを使う方が良いのでは?ということもありますので、臨機応変に。大事なのは「理解して」使っているかどうか、ですね!