これは特に学校でのレッスンの話なのですが、久しぶりにレッスンに行ってリードをチェックしてみると、1人はリードがどれも綺麗なのに対して、もう1人はリードの先端がガタガタ(山型のようになっていることも…!?)ということが結構あります。

わざとガタガタにしていることはまずないと思いますので、原因を探ってみたいと思います。

リードを放置

ガタガタになるということは、先端に何かしらのダメージが加わっているということです。

練習の合間の休憩の時に、リードをつけたまま楽器を寝かせてイスや机に置いていませんか?

イスはもちろん、学校の机はリードをつけたままのオーボエが微妙にはみ出るサイズで、知らぬ間に服などに引っ掛けている可能性があります。

少しの時間でも休憩する時は、リードを外して置いておくようにしましょう。

太腿の上に楽器を寝かせておく時も同じです。

自分は気をつけているつもりでも、すぐ横を誰かが通り、その際にリードに服が当たって欠けてしまうことはよくあります。

くわえる時にぶつける

リードをくわえる時に、どこかにぶつけないようにしましょう。

例えば歯や、口周りです。

私は経験があるのですが、歯にぶつけた時の衝撃と言ったら…(この話を友人にしたら、そんな経験ないとないと言っていたので、私がドジなだけかもしれませんが…)。

リードもダメになりますし、衝撃もすごいですので、本当に気をつけてください。

また、リードの先端はとても薄いので、当たり方によっては口を切ることもあります(紙で切るのと同じ)。

リードの先端はどこにも当たらずに、口の中に収まるよう注意してくださいね!

リードは必ずリードケースで保管

リードを通販で買った時についてくる1本用のケースがありますが、あれでリードを保管しないようにしてください。

先端を保護するために綿が入っていることがありますが、無理やり押し込むと綿であっても先端にはダメージですし、あの容器は密閉されるので、リードが湿ったまま保管してしまうとカビが生えます。

リードは買ったらすぐにリードケースに移しましょう。

やっぱりリードが命

何度も言っていますが、リードがないとオーボエは吹けません。

先端が欠けたらもう吹けない、というわけではありませんが、発音しにくくなったり、音色が悪くなったら、いろんな悪影響がでます。

先端は本当に薄い(0.1mm以下)ので、ぜひ慎重に大切に扱ってくださいね!