オーボエのレッスンの中で、よくご質問いただくのが「リードの寿命ってどのくらいですか?」…です。
正直なところ、リードの寿命を一概にこれくらいです、とは言えないんですね。
それは1本1本のリードがまったく違うからです。
ただ、演奏していて音が以前よりも良くなくなってきた、演奏している間の変化が大きい(閉じやすくなったなど)、音程が不安定になってきた、などの良くない変化が起こってきたらそのリードは寿命かもしれません。
結局は、吹いている本人の感覚次第、です。
ヘロヘロのリードでも、吹いているあなたが「まだ使える!」と思っているのであれば、ぜひ使ってあげてください(笑)
しかし、寿命かなと感じても、そこから針金を使ってハリをだしたり、削って調整したりすることで生きながらえさせることもできるので、吹きにくくなった!ぽいっ!とするのはもったいないところですよね(最近はリードも値上がりしていますし…涙)。
そういうリードは、ぜひ調整の練習にしてほしいと思います。
そのまま放っておいても吹きにくいだけ…であれば、針金を巻いてみたり、ナイフで削ってみたり…ナイフがない方はカッターナイフや紙やすりでも良いです。
やらずに捨てるなら、思いきってチャレンジしてみてください。そうするとリード作りの沼にハマるかも…?!